+ひろこ的 写真日記

*around50 目に映る愛おしい日々の記録*

影響力。

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お洋服のセンスは
いつ頃身につくのか?


おしゃれとは????

好みとは???



どこで形成されていくのだろうか・・・



私のお洋服の好みは
時に


友人達から


個性的だと


褒められているのか?
いささか微妙な言葉をいただく


確かに自覚している部分は
無きにしも非ずだ。




その友人達の言う
個性的な洋服センスは


間違いなく
母の影響を受けたと思われる




洋裁のプロだった亡き母。



幼い頃から
母に連れられ
神戸の生地屋さんに
お洋服の生地を買いに出掛けていた。



そこに行くのはとっても楽しみだったことを
覚えている。


いっぱいカラフルで
肌触りの良い生地に囲まれ


いわゆる
昔の言葉で言うところの
「舶来もの」の生地は


カラフルで艶やかで
珍しい柄のものが多かった



ずっとこういう生地を見てきたし
母が作る母のお洋服も
母が作ってくれる私たちのお洋服も


大体
派手で柄物ばかりだった


人と被らない
世界に一つしかない
お洋服を小さい時から着てたのだから



大量に生産され
みんなが着ている洋服に
反応するよりも


誰とも被らないような
色、柄、デザイン
のものを
知らず知らずのうちに
選んでしまうのでしょう




母が病気でミシンを
触れなくなるまで


私達は
春夏秋冬
季節ごとに
母と共に
生地屋さんに行き
生地を購入し
私と母でデザインをし
それを母が創ってくれた
お洋服を着ることができていた



母が亡くなって
困ったことの一つは

お洋服をどこで購入したらいいのか?


それまで
自分にぴったりのサイズでお仕立てしてもらった
裁縫技術の素晴らしいお洋服を着ていた
私にとっては

難しい問題。


母が亡くなって
改めて
なんて贅沢なことだったのだろうと


幼い頃から
当たり前のように
手作りのお洋服を着ていて
それは
当たり前だったから
感謝もままならず・・・・



母が亡くなった後も
そのままにしてある
洋裁部屋のミシンを眺めながら


遅すぎる感謝が溢れてくる




当たり前なことなどないのだと
頭ではわかっているつもりでも
腑に落ちるのは
それを失ってからの方が多い・・・



そして


自分の好みや
自分の考えが


親の影響だったと気づくのにも
時間がかかるものね・・・



母のismが
こんなにも自分に流れていたのかと


母が亡くなって2年が過ぎた今でも
気がつくことがある



その度に
母に伝えられなかった
「ありがとう。」の多さに気づく。



空に向かって
「ありがとう。」を伝えるけれど



母に届いているのか
届いてればいいけれど



母については
遅すぎるが


幸いにも父親には
言える機会がある。


似たもの同士で
喧嘩も多い父と娘だが


母に伝えられなかった
「ありがとう。」の多さを


父親にはできるだけ
伝えていきましょ。




最近買った
お洋服は
スペインのブランドの
柄物ワンピース。



母の影響は永遠に不滅です 笑




Poi
Live Pono❥Hiroko



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