+ひろこ的 写真日記

*around50 目に映る愛おしい日々の記録*

経年。

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Leica Q


なんであんなに悩んだんだろう?


若い時の悩みというものは


その当時
本人にとっては
大変で深刻な悩みだが


振り返ってみると
視野の狭さで悩んでいたのねと


思う悩みは多い。


視野が狭いことは
若さの特徴でもある
 

大人になり
いろんな場所へ出かけ
いろんな人に会い
いろんな経験から
視野が広がり
想像力も豊かになっていく


若い頃は良いと思っていたものは
そうでなくなり
若い頃に全く興味もなくむしろ
退屈で古臭いと思っていたものに
深さを知り品や質を知る。



高校の頃
太い足が嫌で嫌で仕方なかった


今も太い足だが


大人になるにつれ
受け入れられるようになった


私は
自分のハスキーボイスが
幼い頃
これまた
嫌で嫌で仕方なかった


小学校でも男子に(だんし 笑!)
真似をされイジられ
中学生の時もイジられ
この時は思春期ということもあり
その男子を憎むほど嫌いだった 笑


時を経て
大人になっても
いつでもこの声には
触れられ続け


短大を卒業し
初めて働いた旅行会社で


タバコと酒焼けの新入社員と
冗談を言われたことも


今の時代なら
何かしらハラスメントだよね 笑


まぁ
派手な服装してたこともあるし
若い頃は老け顔で大人びていたのでね
そんな冗談も言われるわね


つけられたあだ名は
「チーママ」だった 笑


どんな21歳…


今となっては笑える
思い出ばかり


27歳になる頃には
このハスキーに磨きがかかり
声帯ポリープ手術…


めでたく
ハスキーボイス脱出!!!

思いきや


ことはそんな簡単にはいかず
カスレは私の個性いう形で
残りました。



たられば話で
もっと可愛らしい声だったなら…
違う生き方だったのでは?


なんて思ったこともあるけれど


私の生き方、考え方では
このハスキーボイスが
似合ってる。


この声が好きだと言ってくれる
人たちもいますしね。


そんな私のハスキーボイス。


かつては
録音された自分の声を聞くのが
ほんとーに嫌だった私が


ポッドキャストを初めて
1年少し


録音された自分の声を聞いて


「?!いいんじゃない?私の声♪」


と…


こんな日が来るなんて
あの頃のわたしには
全く想像がつかなかったな


あの頃に戻って
泣いてる私に伝えてあげたい。


「大丈夫やよ。
自分の声が好きになる日が来るよ。」


と…


弱点だと思っていた部分は
私の強みに変わった


時の流れ
私の心の変化
さまざまなものが
重なり「今」がある。



苦手なこと
嫌いなこと
受け容れられないもの
それらを
無理に肯定化
しなくても
できなくても



いつか
okが出せる日はやってくるのかも
しれません。


自己肯定感を高めることには
少々の無理が生じがち


自己否定の数を減らしていく…
そんな方向で
ひとつずつ 減っていけば


知らず知らずのうちに
自己肯定につながっていくのかなぁ


なんて思いました。


あんなに嫌いだった声を
毎週 
ポッドキャストで配信


自分の変化が頼もしい。


こうして
ひとつずつ
受け容れられる箇所が増えてゆく


小さなことだけど
大きな進歩。


無理に何かを
受容せずとも
時がそっと
変容を助けてくれることもあるんだね


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Live Pono❥Hiroko



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