+ひろこ的 写真日記

*around50 目に映る愛おしい日々の記録*

父の思い出。

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Fujifilm X-S10
XF18−55MM


今週は日曜日から水曜日まで
4連休でした。


月曜は眼科からスタートし
火曜は
神戸日赤病院へ
脊柱管狭窄症を患い始めた
父と共に行ってきた。


今年で84歳になる父


どこか悪くもなってくるわね

左足が3週間ほど前から
痛み始めて
歩ける距離が短くなってしまった


歩けなくなるのは
娘としても
何より父親本人が困る。


痛みが伴うのも
本人は手も別件で
痺れを患っているので
2箇所とも神経系の痛みは
気も滅入るかと。。


今のところは
現在処方されている
お薬を飲んで
経過観察することになったが


1ヶ月後
その結果が思わしくなければ

次のことを考える必要性が生じる。


ついに
父親とも病院にくる日が来たかと


今までは
母の付き添いで
病院に行くことはあったが

父のために大きな病院に
2人で来る日がやってきた


寂しいけれど
こればかりは
仕方なし。


ただ
大きな病院にくると
やはり母親のことも
思い出されて


胸の中は複雑な思いよね


神戸の日赤病院が建つ場所は

かつて父親が
何十年と働いてきた
会社の跡地。


なんという
土地の縁。


父親も
久しぶりにかつての職場に
やってきたので
病院までの道中は思い出話でいっぱい


26年前の阪神大震災の後 工場が閉鎖になり
すっかり様変わりした 


しかし
何十年と通い続けた父の目には
あの頃の景色が映っていたのかもね


幼き頃
父の働く工場を家族が見学するという
機会があって

何度か父の職場を訪れたもの。


中学を卒業して
集団就職で鹿児島から
15歳の少年が
関西の地で
鐵工所勤務。


どんな人生を父は歩んできたのだろう


学はないけれど
可能な限り上の役職に就いたと
いつも自慢していた父。


正直
その話を聞き飽きてたし
自慢話って聞いていても
気持ちが良い訳でなく
どちらかというと
嫌いなのだけど


考えてみたら
鹿児島から
見知らぬ土地に15歳で
親元を離れ 寮で暮らして
働いていたなんて


すごいことだ。


頑張ってきた自分の
話をしたくもなるわね
お父さん。


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父親がかつて働いていた会社が
建てたという記念碑を探しに行きたいと言い

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見つけた記念碑の中の
昔の工場の写真を
指差しながら

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私たちを育てるために
父親が懸命に働いてくれた場所。


わざわざ
お家から遠い
日赤病院に行ったのは


ここに来るためだったのかもね、、、


そして
このブログを書くことで
私も父親のことについて
改めて 思うことができたわね


ファインダー越しの
父親はしっかり歳を重ねていた。


ここから
日々を大切に生きよう。


年老いていく
父親と

優しさの量増やしてあげないと 笑
怒るのも減らそう 笑
もう少し労ろう 笑


似たもの親子
ここからも
喧嘩もしながら
ぼちぼちと過ごしていきましょ。






Poi
Live Pono❥Hiroko



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