+ひろこ的 写真日記

*around50 目に映る愛おしい日々の記録*

ソールライター展 in 京都。

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Fujifilm X-T30
Planar35mm


今日は桃の節句
ひなまつり。


そんな本日  



京都まで


写真展鑑賞に行って参りました。


待ちに待った
Saul Leiter 写真展


前回
数年前に
伊丹で開催されていた
ライター展が
私の記念すべき
人生初の写真展!!!


絵画鑑賞には
幼い時から
頻繁に行くものの


写真展を見に行くなんて
思いもしなかった私が


私の写真のアドバイザーである
友人に誘われ足を運び


一目惚れしてしまった
彼の写真と
彼の哲学


そこからは
Amazon prime
映画を観たり

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すっかりファン。


一番最初に行った写真展で感じたこと。
それが、今回の写真展でも同様に
いや
あれから数年
私のアマチュアカメラマンなりに
たくさん写真を撮ってきた
今の自分だからこそ
あの頃よりも強く感じた。



私は彼の
見つめる先
あぁ
そこを見てたのか


あぁ
それなんだ


あぁ
なるほど深い。


となる
フォーカスの場所と
タイトルのネーミング


ほんと
いつも
なるほどーーーー
と思わず声が漏れるほど


そこかぁ
と唸る。


私はタイトルをとても
大事にしてる。


それを撮った時の
私の感覚を表すための言葉だから


フッと浮かぶ言葉を
大事にしている。



おこがましいが
タイトルの付け方に
とても共感をすることが
彼の写真展では多い。


私も
自分の原材料が
へんこつなところと
哲学的なところ多めなので


似てる部分が
多少なりにあるのかもしれない


その
sympathyゆえ


彼の写真展で
作品を見ていくと


なぜか
胸の奥深いところから
じわっと
言葉で表現し難いものが
湧き出てくる


涙が溢れそうになる


彼の目に触れる時
私の心が震える


そんな写真を
私も死ぬまでに写せたなら
いいなぁと…


それにしても
1950年代
1960年代の


街角の人々のお洒落さよ…


車の形
お洋服
髪型
看板


もぉ
全てが素敵


今の豊かさと
昔の豊かさは
比較できないけれど


なんだか
丁寧さを
全てから感じる。


人の温もり。
ハンドメイドゆえの
見えない何かが
世の中を包んでいるのかもしれない


彼の写真に写る
雑誌のモデルさん達は
ピントが合っていなくても
美しい。


ため息がでるほど


そして
もぉ70年以上前の写真でも
そうとは思わせないほどの
美しさ。


現像技術なのか…?
カメラの性能、フィルムの性能なのか?


とにかく
写真も古さを感じさせず
改めて写真を写すことの意味とは…



今を写す。
それは未来からみた過去を写す。


普遍的なもの

そうでないもの


それを可視化してくれるものの
ひとつは写真なのかもしれない


愛する人と共に過ごすことが
自分にとってかけがえのないものだと


ライター氏は綴っていた


彼の日常を写した写真が
多くの人を魅了しているのは


誰の周りにも
人、場所は違えど
同じような風景がそこにあるから


そこに写る
人や街や物を通して
愛情が見えないけれども
写されているから


人の胸の奥に届くのかもしれない…


今日もたくさんのことを
教わったな。


喜怒哀楽
ひっくるめて
自分の周りを大切にしよう。


いやはや
たかが写真
されど写真


深いわね。
まだまだね
道のりは遠いわね


学び続けられるものに
出会えた幸せ感じて
眠りにつきましょ。





Poi
Live Pono❥Hiroko



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